例のとある納骨堂閉鎖のニュース

いい天気が続きますね。
中庭は建物で囲まれており、風も弱く暖かいので、紅葉はこれからまだ進みます。山間部では紅葉も終盤でしょうか。街中の木々の紅葉ももしかしたらピークをすぎたかもしれませんね。
札幌のとある納骨堂が閉鎖したニュースをミヤネ屋でやっていたのを見ました。
この件については世間的にも関心が大きいようです。当事者である納骨堂を買った人たちは大変気の毒なことです。
ニュース内容、事実関係はさておき(これから明らかになっていくのかな?)、甘い見通しと購入者への不誠実な対応は問題ですが、そもそも納骨堂販売をビジネスとしてやるところに、疑問符がつきませんか?
もともと、お寺の納骨堂は、お骨の一時預かりから始まって、現在の北海道の多くのお寺にあるようないわゆる「お寺の納骨堂」のように整備されてきたのが主だと思います。
納骨堂の運営はお寺にとってメインの事業ではなく、それを必要とする門徒(檀家)が増えたことにより、お寺にあとから付帯されたものだと思います。
現実としては、納骨堂事業がお寺の維持に大きく寄与してるというところも多いとは思いますが、お寺の本筋とするところではないように思います。
今回の納骨堂でいえば、冥加金や管理費が何に使われていたかが問題となるんでしょうが、実は納骨堂経営は数年前から結構危ないところがあると、業界?では噂になっていたようです…やっぱりな、という思いをした関係者、お寺さんは結構いるのかも。