慈光山弘専寺BLOG

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弘専寺について

●宗 派  真宗高田派
●山 号  慈光山
●寺 号  弘専寺
●開 基  大正4年(1915年)


厚別説教所創立から弘専寺と寺号公称へ

福井県より当地に開拓に入り移住した真宗高田派の門徒が中心となり、説教所開設の請願書を専修寺札幌別院へ具申。それを受け、別院輪番であった井上舜教師が代理者を派遣することになり、別院勤務の隆教誠師が初代説教所代表として着任しました。
大正4年10月には現在地に本堂が竣工。翌年4月付で本山より説教所の認可を受けました(真宗高田派厚別説教所創立)。

大正10年5月には二代目住職として朝妻慈善が着任し、大正13年3月に弘専寺と寺号公称をしました。同年8月には鐘楼堂が完成し、以来朝夕の梵音とともに開拓開町が進み、弘専寺の歩みがはじまりました。

旧本堂
[ 大正時代の本堂 ]


真宗高田派について

真宗高田派は、浄土真宗の一派であり、宗祖は親鸞聖人です。
浄土真宗には「真宗十派」といわれるように、主に10の諸派があります。その中でも高田派は、聖人の在世中より「高田門徒」としての歩みがはじまっており、十派の中で最も古い歴史があります。また、現存する聖人の真筆文書を最も多く受け伝えています。

本山の専修寺は三重県津市一身田町にあり、全国に600余ヶ寺の末寺があります。御本尊は阿弥陀如来。所依の経典は浄土三部経。
※真宗高田派について → http://www.senjuji.or.jp/

現在、北海道には15ヶ寺の末寺と1ヶ寺の別院がありますが、日高・胆振地域では当山が唯一の高田派寺院です。

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