category: 真宗高田派 1/1
飾り香炉

高田派では、平素は前卓に三具足(花瓶、香炉、燭台)を置きます。香炉はお香を焚くための入れものですが、線香を入れる香炉の後ろに、別に「飾り香炉」というものを置きます。上の写真にある「麒麟」が飾り香炉です。お仏壇でも同様で、金仏壇に三具足が基本となります。最近はモダンな仏壇(現代仏壇)のお宅が多くなり、仏具もそれに合わせたモダンなデザインのものを見かけます。麒麟の飾り香炉があるお宅は少なくなりました。...
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2023/07/07 (Fri) 23:01
霊獣と高田派

高田派の仏具には霊獣が装飾されています燭台(ローソク)には霊亀と鳳凰。香炉(線香)には麒麟。花瓶(花)には龍。これら四つの瑞獣は、神話や伝説でこの世の動物達の長だと考えられています。霊獣で装飾されているのが高田派の仏具の特徴でもあります。また、お寺の本堂の荘厳にも、至る所にこれらの霊獣がいます。高田派のお寺では、龍の欄間や龍の前卓などがよくあります。写真の龍は拙寺の御本尊前卓です。また法要で前卓に...
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2023/07/04 (Tue) 23:09
親鸞聖人の教えをまっすぐに受け継ぐ
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真宗高田派のはじまり真宗高田派の宗祖は親鸞聖人です。そして、親鸞聖人から直接教えを受けた弟子(面授の直弟)である真仏上人が第二世、顕智上人が第三世と続いていきます。さかのぼると、親鸞聖人の師匠は法然聖人です。法然聖人は浄土宗の開祖です。親鸞聖人は法然聖人から直接、専修念仏の教えを受け、法然聖人の主著「選択本願念仏集」の書写を許されました。数多くの門弟のなかで、書写を許されたのはわずか数人であり、正...
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2023/06/23 (Fri) 23:19